9月25日から始まる「五感で味わう博物館」に向けて、今日は「音」「匂い」「動き」にフォーカスを当てて、子どもたちと創作を進めました。
これまで身近な素材や自然物を使いながら少しずつ育ててきた博物館づくりの続きです。
音 - 身近なものが楽器に変わる
段ボールを組み立てて箱にし、そこへ絵を描いたり、和紙に描いた絵を貼ったりしながら、太鼓やドラムのように叩いて音を楽しめる作品をつくりました。
バチには、サランラップなどの芯を再利用。子どもたちが好きな色を塗ったり、自由に落書きをしたりして、一人ひとりのオリジナルのバチへと変わっていきます。
大きな和紙には枯れ葉を包んで丸めました。触ったり動かしたりすると、枯れ葉と和紙がこすれ合って「シャカシャカ」と音がします。
そうめん流しで使った竹の残りも再利用しました。コップのような形の竹の中に、子どもたちが松ぼっくりのかさの部分を取って入れ、和紙で包んで中身が落ちないようにします。振ると「シャカシャカ」と音が鳴る、自然素材の楽器になりました。
動き - 水の中を舞う枯れ葉
ペットボトルには、細かくした枯れ葉と水を入れて混ぜました。振ったり傾けたりすると、水の中で枯れ葉が浮いたり沈んだり、くるくると動いたりします。音を出すだけではなく、「中の葉っぱはどう動くんだろう」と目で追って楽しめる作品です。
匂い - 枯れ葉の香りを感じる
枯れ葉は、音や動きだけでなく「匂い」を感じる素材にもなります。今後は枯れ葉をビニール袋などに小分けして入れ、袋を開けたり近づけたりしながら、自然の香りを感じられる展示も取り入れていく予定です。
子どもたちと一緒につくる博物館
今回も、完成したものを大人が用意するのではなく、段ボール、和紙、ペットボトル、紙の芯、竹、松ぼっくり、枯れ葉など、身近にあるものや一度使ったものを材料にしました。
「これを叩いたらどんな音がする?」「振ったらどうなる?」「触るとどんな感じ?」「どんな匂いがする?」。作る過程そのものが、子どもたちの五感を使った遊びや発見につながっていきます。
同じ材料でも、描くものや色、鳴らし方、触り方は一人ひとり違います。その違いもそのまま作品の一部です。子どもたち自身が触れ、試し、考えながら、博物館の世界が少しずつ広がってきました。
9月25日に向けて
これから9月25日までに、これまで制作してきた作品も含めて飾り付けを進めていきます。見るだけではなく、触る、聞く、匂う、動きを見る。そして、それぞれが自由に感じる。そんな「五感で味わう博物館」へ向けて、子どもたちと一緒に仕上げていきます。
今回の活動で大切にしたこと
・身近な素材や自然物、廃材をもう一度創作に生かすこと
・音・匂い・動きを通して、見るだけではない表現を楽しむこと
・子ども自身が触り、試し、音を鳴らし、変化を発見すること
・完成形を決めすぎず、一人ひとりの自由な発想を作品につなげること



コメント
コメントを投稿