2026年8月11日|どんぐりの森保育園 五感体験からはじまる「自然×食×アート」の博物館づくり
今回の活動は、9月から11月にかけて取り組んでいく、日々の五感体験をもとにした「自然と食とアートを融合させた博物館づくり」へ向けての下準備です。
9月末にはまず一つの形にして、そこから子どもたちの日々の発見や体験を重ねながら、少しずつ育てていく予定です。
今回使ったのは、使われなくなった和紙や白いシャツ、さらしなど。
それらを、野菜や果実、枯れ葉などから生まれる自然の色で染めてみることにしました。
園長先生が準備してくださったカセットコンロを使い、園や先生方が用意してくださった「たまねぎの皮」と、のだぎりが持参した「ブルーベリー」「赤紫蘇」「枯れ葉」を、それぞれ水を張った鍋に入れて煮ていきます。
子どもたちにも、素材を鍋に入れるところから手伝ってもらいました。
「どうなっているんだろう?」
「どんな色になるのかな?」
大人がしている作業を一緒に手伝いながら、興味津々に鍋の中をのぞき込む子どもたち。
煮出したものをしばらく冷ましてみると、それぞれにとてもきれいな色が出ていました。
ブルーベリーは、やっぱり鮮やかな赤紫色。
たまねぎの皮は、きれいなオレンジ色。
枯れ葉からは、意外にもしっかりと色が出て、茶色がかったオレンジ色に。
そして赤紫蘇は、赤と緑が混ざり合ったような、不思議な色になりました。
自然の中には、こんなにもいろいろな「色」が隠れているんですね。
今度は、その煮汁の中に和紙やシャツ、さらしなどを入れて、しばらく浸して色を染み込ませていきます。
この作業も、子どもたちが率先してお手伝い。
和紙やシャツを次々と持ってきて、鍋の中へ。
しばらくすると、今度は染まった素材を取り出し、びしょびしょに濡れた布を一生懸命絞って持ってきてくれました。
それを一つひとつ、お外に干していきます。
たくさんのシャツや和紙、さらしが自然の色に染まり、風に揺れながら並んでいる風景もとてもきれいで、眺めているだけで気持ちのよい時間でした。
そして、ここで終わりではありません。
最後に残った煮汁もペットボトルに入れて、これからの創作活動に使えるように残しておきます。
さらに、煮汁から取り出した野菜や枯れ葉も捨てずにぎゅっと絞り、自宅から持ってきた使っていない壁紙の上に並べました。
素材そのものの色や形も壁紙へ移しながら、そのまま乾燥させていきます。
これらも、これから始まる博物館づくりの大切な材料になります。
あるものを使う。
使ったものも、できるだけ捨てずにもう一度使う。
そして「これで何ができるかな?」と考えて遊んでみる。
のだぎりは、そんな創作や遊びが好きです。
自然に触れ、色を見て、匂いを感じ、手で触れ、自分たちで考えながらつくっていく。
その一つひとつの体験の中で、ものを大切にする気持ちや、身近なものから新しい遊びを生み出す創意工夫する力も、少しずつ育っていくのかもしれません。
子どもたちが夢中になって鍋をのぞいたり、布を染めたり、濡れた布を一生懸命絞ったりする姿。
そんな何気ない一つひとつの姿が、とても輝いて見えました。
今回染めた布や和紙、残しておいた自然の色や素材たちが、これからどんな作品へと変わっていくのでしょう。
9月から11月へ。
子どもたちの日々の五感体験とともに、「自然×食×アート」の博物館も少しずつ育っていきます。
今日もたくさんの感動と学び、そして笑顔にあふれた一日でした。
どんぐりの森保育園の園長先生、先生方、そして子どもたち。
今日も素敵な時間をありがとうございました。
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